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代表取締役社長  横山 邦男

私たちは上場してまだ10年に満たない若い会社です。ですが、様々なバックグラウンドを持つバラエティに富んだ社員たちの集う会社です。私たちは、そういった人財のバリエーションに裏打ちされて、先進的な技術や豊富な知見・経験、あるいは湧き出すアイディアを駆使しながら、イノベーションを起こすことで社会に貢献することを目標にして歩みを進めてまいりました。

 安心・安全・豊かな社会の実現を目指すという基本方針のもと、価値観を共有できるステークホルダーの皆さまと協力して、「ITの力で様々な社会課題を解決する」、あるいは「環境変化や技術進化に対応して積極的に変化し、革新する」。PCIグループは自らの存在意義(パーパス)を、このように定義しています。

 このパーパスを果たすために、私たちは10年後に目指すべき未来像「PX2032:PCI X-formation2032」を初めて世の中に示しました。「ITの可能性を探求し続け、安心・安全・豊かな社会の実現に貢献するとともに、常に変化に対応し成長する企業でありたい」、との思いを込めています。そして現在を当社グループの第二の創業期と位置付け、様々なステークホルダーの皆さまからの共感をいただきながら、ITの力でその未来像を実装することを目指します。

 2023年10月からの中期経営計画「PCI-VISION 2026」では、「ICTソリューション」を成長事業と定めました。私たちが有する様々な資産や人財、あるいは質の高い技術力を生かし、「エンジニアリング」、「プロダクト/デバイス」の安定事業の上にこの成長事業を展開していきます。これによって、ステークホルダーの皆さまと新たな社会価値や経済価値等を共創して、PX2032の実現につなげてまいります。

 社会価値創造企業として安心・安全・豊かな社会を創る。今後ともPCIグループにより一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

PCIホールディングス株式会社
代表取締役社長
横山 邦男